高耐久性木材の樹種、それぞれの耐久性、特徴のご説明。
樹種名(通称名) | 樹種名(別名) | 科目 | 産地 | 耐用年数 | 特徴 |
ウリン | ビリアン アイアンウッド | クスノキ科 | 東南アジア | 30年以上の耐久性
| 耐久性抜群、加工性良好。水辺使用時(海水)の耐久性は最強である。 バクテリアの繁殖を抑える天然無害のポリフェノールを、樹液中約14%含むため樹液色があり、これが耐久性抜群の要因でもある。 デッキ材の中では最高級品、樹液色は洗浄可能。 |
イペ | パオロペ | ノウゼンカツラ科 | ブラジル | 30年程の耐久性 | 多数の公共工事実績あり。デッキ材として長い歴史を持ち、ウリンに次ぐ良材。 アメリカ、ヨーロッパがメインの市場。 樹液は体質により皮膚障害を起こすこともある。高耐久性木材の中でも高価。 |
メルバウ | 太平洋鉄木 クイラー | マメ科 | 東南アジア ニューギニア | 25年程の耐久性 | 高耐久性木材の中では一番安価。オーストラリアで主力のデッキ材。 大量のポリフェノールを含むため樹液色あり。施工後ほとんど割れない、曲がらない。形状安定性良い。 |